広告担当者<必見>の広告選定方法(SEO編)!

2019年2月8日常世と初めてのWEB広告

業界ごとにポータルサイト(媒体)が溢れており、どのサイトに出稿したら良いか分からない事は無いでしょうか。結局、出したは良いけどイマイチだった。今回はポータルサイトの広告出稿について江戸時代からタイムスリップした常世ちゃんと学んでいきたいと思います。

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常世
「おはよう」じゃったな。名須川よ。

朝から上機嫌な常世(とこよ)様は今日もいつも通りだ。

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名須川
おはよう、常世さん。早いね。何時起きなの?
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常世
5時じゃよ。この会社は皆遅くて眠くなるわい。
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名須川
(は、早すぎだろ。家も徒歩15分に用意したし、一体何時間待ってるんだ。)
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常世
おかげでウィキが捗るがのう。お主らの知識を超えるのが楽しみだわ。
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名須川
ま、まぁ…。早起きは良い事です。
今日はポータルサイト(媒体)について少し詳しく勉強していきましょう。
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常世
ふむ、よく問い合わせが来るやつだのう。
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名須川
え?常世さん電話受けてるの?
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常世
もちろんじゃ。それも仕事の一環じゃろうて。まぁ、いつも「何に出稿したら良いですかね?」と相談を受けるので、有名どころを伝えるだけだがのう。
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名須川
ちょうど良かったです。ポータルサイトの広告出稿は期間中途中で止める事ができない無いので、できる限り広告主に合った媒体を紹介したいです。今回は広告媒体の見分け方について、ちょっとしたテクニックを教えます。
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常世
サイトなど有名な物ほどよかろうに。あとは同業の声を聞いておけば紹介できるのではないかのう。まぁ、しかし、名須川の話はたま〜に面白い切り口もある。聞いておいてやろう。

ポータルサイト(媒体)広告出稿のポイント(SEO)

広告出稿候補のサイトが強い「SEOキーワード」を調査する

ポータルサイトを評価する上で大きなポイントの1つが、検索結果に表示される掲載順位(SEO)です。下記の例では「コールセンター 求人」と検索しました。すると、コールセンターの求人について掲載しているサイトが表示されます。

リスティング広告とオーガニック検索
リスティング広告とオーガニック検索

広告と表示されているものが「リスティング広告」。広告の下に表示されているものが、オーガニック検索になります。

常世ちゃんがスマートフォンを使って色々検索しています。

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常世
ふむ、色々なワードで検索してみておるが、検索したワードによっては似たようなサイトでもオーガニック検索で表示されるサイトの順番が違うのぅ。
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名須川
そこです。広告出稿を行う上でのオーガニック検索を見るポイントはそこなんです。では、次は常世さんが検索したように似たようなワードで検索ワードを変えてみましょう。

「保育士 求人」で検索した結果がこちらです。

キーワードで変わる検索結果
キーワードで変わる検索結果

先ほどと違う結果になりました。
様々な職種を束ねる総合求人サイトでも、サイトによって強い検索キーワードが違ってきます。
自社のビジネスと、オーガニック検索が強いサイトをしっかりと検証して広告出稿の目安にしましょう。

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常世
なるほどのぅ。有名どころのサイトを伝えるだけではいかんのだの。ポータルサイト(媒体)の広告出稿も難しいものだの。
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名須川
そうですね、相談された時はサイトがどんなキーワードでオーガニック検索の上位かも確認しましょう。
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常世
しかし、名須川よ?利用者が検索するワードなど膨大にある故に全てを把握しておくのは難しいのではないか?
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名須川
その通りです。最も良い方法は、媒体社にしっかり強いキーワードを確認しておくのが良いですね。合わせて月間の平均検索ボリューも調べてあげるとより良いですね。
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常世
お主がよく使用しておるキーワードプランナーというやつじゃな。して、オーガニック検索じゃが、これは1位になるとどれくらいの流入が見込めるのじゃ?
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名須川
いい質問ですね。少し複雑な話になりますが、続けて説明しますね。

オーガニック検索流入数目安で広告出稿を制する!

常世ちゃんの疑問通り、一言に◯◯のキーワードでSEOが1位です。と聞いてもイマイチピンと来ないですよね。具体的にどれくらいのユーザーの流入があるのか。
2つのデータを使用して、確認しましょう。

キーワードプランナーで月間平均検索数を確認

キーワードプランナーを使用して対象のワードの検索数を確認します。今回は先ほど話に出てきた「コールセンター 求人」と「保育士 求人」で調べてみます。(エリア:日本)

キーワードプランナーで調べた月間検索数
キーワードプランナーで調べた月間検索数

これで対象のキーワードの月間の平均検索数が確認できました。
注)GoogleキーワードプランナーのデータはGoogleにログインしている状態での検索数になるので、あくまでも目安です。

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常世
名須川よ。私もキーワードプランナーを使って見ているのだが、月間平均検索ボリュームの列がどちらも「1万〜10万」などという曖昧過ぎる数値が出てきたぞ。
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名須川
常世さんの使っているキーワードプランナーは無料版ですね。キーワードプランナーはGoogle広告出稿アカウントじゃないと、正確な数字が出ないんですよ。
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常世
そんなもの、全ての広告主がGoogle広告を使用している訳では無いぞ?
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名須川
その場合は、広告代理店に聞いて見ましょう。検索ボリュームは広告代理店に取って、とても重要なので調べる体制を取っているところが多いです。その際は何に使用するかを伝え、関連するキーワードの検索ボリュームも出してももらえるようにすると、掘り出し物のワードを見つける事ができるかもしれません。
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常世
ふむ、では私は名須川に頼むとしよう。
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名須川
常世さんは自分で調べてください…。

オーガニック検索順位毎の流入率を把握する

2017年になりますがInternet Marketing Ninjasの発表によると、オーガニック検索の順位とクリック率はこのようになります。

1位 →21.12%
2位 →10.65%
3位 →7.57%
4位 →4.66%
5位 →3.42%
6位 →2.56%
7位 →2.69%
8位 →1.74%
9位 →1.74%
10位→1.64%

近年はマイビジネスの発達やGoogle Map、Google for jobsのような、検索結果上のリッチメディアも登場しているので、一概に上記数値とは言えませんがこちらを目安として使用して計算してみます。

掲載順位で出稿サイトを比較

さて、これで対象のサイトのキーワードの流入数を計算できますね。
まずは「保育士 求人」×掲載順位1位のサイト場合と2位のサイトを計算してみましょう。

サイト検索キーワード月間検索数順位クリック率流入見込
サイトA
保育士 求人18,1001位21.12%
3,222
サイトB保育士 求人18,1002位10.65%1,927

「保育士 求人」での流入数の見込みでは、サイトAの方がユーザーを多く抱えている事が予測できました。
計算式はこうなります。
【サイトA】(月間検索数)18,100×(順位クリック率)0.2112=(流入見込)3,222
【サイトB】(月間検索数)18,100×(順位クリック率)0.1065=(流入見込)1,927
※小数点切り捨て

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常世
ふむふむ、確かにこのように計算すると、サイトのパワーが見えてくるのぅ。
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名須川
周りから良いと聞いた評価はすごく曖昧になってしまいます。
例えば「求人」で良い媒体無い?と聞いた時に、聞いた人のフィルターが全く違う業界の求人の話だったりすると、全然答えが違ってしまいます。

まとめ

今回は世の中に溢れているポータルサイト(媒体)について、どのサイトに出稿したら良いかをSEOの観点から確認しました。
ポータルサイトの見極めは難しく、掲載順位だけでなくサイト内での並び順や特集などの違いもコンバージョン率に影響します。さらに、サイト毎の施策によってはSEOを大きく上回る効果を発揮するサイトもあります。

どんなに流入数が多くてもコンバージョン(目標達成)が重要なんだと言う声も広告現場では良く聞きますが、まずは流入が無いとコンバージョンは生まれません。
そして、ポータルサイトがSEOに力を入れているのは、それだけオーガニック検索での流入がコンバージョン率が高いからです。

是非とも、この記事が広告主様の広告出稿に少しでも役立てばと思います。