目標コンバージョン単価(CPA)制はCPA改善に適した万能スマート自動入札戦略

Google広告の自動入札戦略が浸透してきましたが、その中でも広告現場(当ブログ)が特にオススメの自動入札戦略が「目標コンバージョン単価(CPA)」です。
今回は目標コンバージョン単価自動入札の仕組みと、オススメの入稿方法、実例を踏まえ目標コンバージョン単価制を常世ちゃんと学びましょう!
目標コンバージョン単価(CPA)制のとは

那須川

常世
目標コンバージョン単価(CPA)はコンバージョン単価を設定して平均して目標のコンバージョン単価になるように、入札単価が調整されます。

常世

那須川
目標コンバージョン単価(CPA)制の仕組み
目標コンバージョン単価制の入札では、キャンペーンの過去の入札情報からリアルタイムに入札を調整します。コンバージョンデータが必要になり、15〜20程のコンバージョンを獲得してから、目標コンバージョン単価制にすると入札制度が上がります。

常世

那須川


常世
こんなに簡単に行くものなのか?

那須川

常世

常世

那須川
早速目標コンバージョン単価の自動入札を使用してみましょう!
目標コンバージョン単価(CPA)制の設定方法

那須川
注意が必要なのが、目標コンバージョン単価制の自動入札単価は、必ずポートフォリを入札戦略を使用してください。

常世

那須川





常世

那須川

常世
複数のキャンペーンがある場合は、推奨入札単価にブレが出ないよう。適用したいキャンペーンを選択ししましょう!

那須川
後で何の入札戦略か分かりやすいようにしましょう。

常世

那須川
今回は検索広告の中でも単価変動の大きな業界になりますので、少し余裕を持たせてあげたほうが、AIも入札を強気に行えるので。

常世
しかし、これで設定が終わりか?
入札単価は完全お任せでは、流石に少々怖いのう。
【裏技】目標コンバージョン単価(CPA)制は入札単価の上限・下限も設定できる

那須川



常世

那須川
裏技のようなものですね。

常世

那須川
目標コンバージョン単価のオートフォリオ自動戦略は入札単価の上限・下限も決められるので、必ずポートフォリオから作成しましょう!



常世

那須川
それでは2週間ほど様子をみてみましょう!

常世

那須川

常世
さて、入札はAIに任せたから、私はLP(ランディングページ)の改善に勤しむかの♪
目標コンバージョン単価(CPA)制の学習期間は2週間を目安に

常世

名須川

常世

名須川
Googleの自動入札には学習期間が必要になります。その期間は今までの配信データの量によっても変わりますが、目安があります。
- キャンペーンのステータスが(学習期間)である事
- 設定変更からおよそ2週間は様子を見る。
1.は視覚的に分かりやすいのですが、
2.の期間は私の経験上です。蓄積されたコンバージョン数が多いほど学習期間は短いと感じます。(最低30件/月)
30件/月も取れない案件もあるかと思いますが、その場合はマイクロコンバージョンを設定しましょう。
※マイクロコンバージョンとはコンバージョンが発生する一歩手前のユーザー行動にコンバージョンを設定する事。問い合わせフォーム送信前の問い合わせページなど。
また、統計的な優位性を確認するためにも、最低2週間ほどは様子を見ることをお薦めします。
しかし、毎日の売上の大半がGoogle広告だけで賄われている場合はそうは行きません。
そんな時は予算の1日の予算の割合を主導入札と自動入札に割り振る事ができる「下書きとテスト」が効果的です。ぜひご活用ください。
目標コンバージョン単価(CPA)制のメリット

常世
・目標とするCPAになるように入札が自動で調整される。
・上限クリック単価も設定できる。
・下限クリック単価も設定できる。

常世

那須川
CPAを下げるのに一番効果的な施策はLPの最適化になりますからね。
目標コンバージョン単価(CPA)制のデメリット
- 貯まっているコンバージョンデータによっては、入札の調整が上手く行かず、CPAが上がる可能性がある。
- 広告のスケジュール設定による入札単価調整は設定できません。
- デバイスの入札単価調整により、入札単価ではなく目標コンバージョン単価が変わります。

那須川
私は、検索クエリやクリック単価を確認して自動化するかを決めています。

常世
事業の適性を見極めた入札戦略を選ぶようにせねばな。
目標コンバージョン単価(CPA)制のまとめ
進化するGoogle広告の自動化
今回はGoogle広告の入札戦略の中でもオススメの自動入札をご紹介しました。
Google広告は今後更にAI化が進むようです。それは、専門家でなくても広告を触れるようになると、Google広告の需要が増えていくからだと考えられます。
Google広告運用者は不要になる?
ここまでAIが進化すると、運用者は必要なくなるのでは?と不安になる方もいるかと思いますが、私はそうは思いません。
便利になったGoogle広告の入札ですが、その分空いた時間に常世ちゃんのようにデザイナーとして、LPを改善したり、データから新たな入札戦略を考えることもできます。
企画者として次の事業の戦略を提案することも面白いですね。
私はAIが進化したから、仕事が無くなるのではなく、AIと共存することで、自分の価値を高められるようになると考えています。
最後になりましたが、個人的に目標コンバージョン単価の入札はレスポンシブ検索広告とも相性が良いと考えています。
ぜひ、こちらの記事もお読みいただき、Google広告の自動化にお役立てください。
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